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仕事 その3 [随想]

仕事 その3



求人


「私のやりたかった仕事ではありません」と言い残して
会社を辞めると宣言してからは、
新聞の求人欄をチェックしては入社試験に臨みました。



二番目の仕事は、コンピュータ製造部門の検査員の仕事です。
臨時雇員と言う身分でしたが真面目に勤めれば1年後には正社員、
しかも時代の最先端、技術系(電気)の仕事です。

波形やパルスを検知するマイクロスコープ、計算速度をテストするプログラム、
色々覚えるのが楽しくて、仕事が薔薇色に輝いていました。


その反面、納期に合わせた稼働検査は徹夜作業が続き、体力勝負の側面もあります、

中でも耐熱耐湿テストは、密閉された蒸し暑いテスト室に装置と一緒にはいり、
読み取りエラーの頻度を連続12時間記録する、
今で言うところの、熱中症に倒れそうな環境の中での交替作業でした。

それでも、自分が検査し無事に納入先に据え付けをするときは、
コンピューターに向かって「がんばれょ」と声掛けしたくなる位嬉しいものです。




ここの製造ラインは、仕事がぴっちり分かれています、中学卒業は「調整作業」、
高校卒業は「検査作業」、大学卒業は「管理部門と設計部門」。

私は、調整作業が遅れている時など、調整を手伝ったりして、
ボールベアリングの回転音からボールの傷を聞き分ける方法など、
知らない事をたくさん教えてもらい、検査に役立つ事もたくさん有りました。

上司からは、ラインを越えて手を出すのはいけないらしく、
検査は検査して不具合は調整に直させる、調整作業に手を出すな、
と、禁止されてしまいました。



学歴社会の見本みたいな職場で、生涯このラインから飛び出せない、
人間をそのように区別する職場と、レールからはみ出せない雰囲気に、
少しづつ違和感を感じ始めていました。



その頃は仕事も出来るようになり、納入先のSE(サービスエンジニア)が直せない時は、
私が出張し、解決してくるまでに成長していました。



有る時、大阪の繊維ビルへ出張した折の事ですが、
コンピューター納入先のオペレーターから、
「明日の朝には動くようにしとけやぁ」と言ってさっさと帰って行くのを見て、
心の中で呟きました。

お前さんの部下じゃないんだ…
「徹夜で大変だろうけどよろしくね」 だろう…




やがて1年、臨時雇員から正社員への上司の推薦が実り、 

はれて正社員になるという矢先に、退職願を提出した為に、
推薦した上司からは恨み言を言われながら、この会社を去ることになりました。


動機は、大阪出張の折に感じた「ユーザーが殿様」と言う現実が胸に刺さっていた事と、
学歴別の製造ラインの中で、人間が区別、差別されているように感じた事でした。



転職を心に決めてからは、再び新聞の求人広告でリクルート活動開始。
今度は、「コンピューターを使用する、ユーザー側の人間になりたい」
と言う、会社選択の目標が絞り込んであるので、
その方面の求人が出るまで根気よく待ちました。




夢がかなって三番目の会社は電子計算課のオペレーター兼プログラマー、
時代は企業にコンピュータが導入され始めた時期でした。




この続きは、次回(最終章)へ
・・・いよいよ三度目の正直、夢追い人よ頑張れ!・・・

 

 

 

 

 


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